シュウメイシ

空母いぶきのシュウメイシのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
3.6
20XX年、日本最南端沖で某国の武装集団が領土の一部を占領。国家の危機に日本政府が護衛艦いぶきを出動させる話。

今の時代を揶揄するようなリアリティある作品。
現在専守防衛の日本は空母は持っていないが、いぶきの船員達を演じるキャスト陣の鬼気迫る防衛と戦闘の葛藤など見応えがありました。
いつもはいまいちに感じる本田翼の演技も意外と悪くない笑
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、平和が崩れるわけないと信じる日本国内も「日本はウクライナになる」と危機感を抱くことも増えてきたけど、何の抵抗もできず「日本はウクライナにもなれない」が今の日本の現実かもしれない。

実際、現実もし日本が襲われてもアメリカも国連も助けてくれないだろうというのはウクライナ侵攻でしっかり知ることができた。
自分達の国は自分達で守らなければという気持ちにさせられる作品でした。
護憲と改憲、どちらが日本の未来を救うのか一回真剣に考えなければと思わされました。
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