原作未読。
尖閣諸島や竹島問題が悪化した場合にはスクリーンの中の出来事が実際に起きても不思議はないと思えるぐらいリアルさを感じた。
自衛権、憲法9条について考え続けた2時間14分。
戦争に発展させない為の戦闘行為の是非、現場の判断と政治家の決断。国民の平和の為にどれだけの人間が汗水、時には血を流し闘っているのか。
さらにジャーナリズムの重要性。1枚の写真や映像で世界中の世論を動かし、外交に影響を与えることも可能だと示してくれていた。
実際、過去にあった戦争でもそれらが戦況に影響を与えた事例はある。
今まで邦画が避けてきた事を本作は完全ではないにしろ扱った点が素晴らしい。
完成披露試写会に自衛隊員を招待してたのも自信の表れだったのかな？
現在公開中の「掘り出しモノ」作品と私のまわりでは話題になっている『ハンターキラー』と一緒に観るのも良いと思います。
