芹沢由紀子

空母いぶきの芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
3.0
長いお正月に観れた映画が、トイストーリー4と、グレムリンと、これだけだった。残念過ぎる正月だ。

原作の漫画を読んでいないので、フラットに映画の感想を述べると、日本が作る戦争映画?の限界ってここまでか・・・という印象。
中井貴一の役が、後半どうストーリーに絡んでくるのか?疑問だったけど、なるほど、いいキャラクターですね。

ネットメディアの記者たちが、空母に乗り込んできて好き勝手やるのは現実的じゃないし、リアリティーに欠ける展開だったけど、自衛隊幹部たちや、内閣の面々が、敵の戦闘員の生存可能性にすごくこだわっているところは、リアルに感じた。
攻撃を受けて損害も出ているのに、相手を一人も殺さずにダメージを与えようとしているあたり、戦後70年以上自衛隊の理念で戦ってきた日本人ならではの発想なんだなと。

それにしても、袴田吉彦どこに出ていた?
芹沢由紀子

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