なお

未来を乗り換えた男のなおのレビュー・感想・評価

未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)
3.3
のっけから現代の絵面にナチとか掃討とかセリフが乗っかって、なるほどある種のSFか!とその設定に感心、(もしかして時代劇にする美術費がなかった?!)
ナレーションや編集など語り口が正直好みではなかったけど、挑戦的な一本、想像を超えたラストも含めで堪能しました。

ただ、邦題がなんだか残念。「TRNSIT」を「乗り換え」と取り、存在を乗り換えたことと掛けたんでしょう。
ただ、この映画、成りすましが主題ではない。目的地の途中、まだどこにも辿り着いていない浮遊感。そしておそらくずっと漂い続けるその感覚こそが「TRNSIT」。実に納得のタイトル。原題のままでも良かったなのではないかなあ。
邦題はホントいつも残念に思うことが多い。宣伝上仕方ないんだろうけど。