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ウトヤ島、7月22日のホッパーのネタバレレビュー・内容・結末

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

・72分1カット響いた銃声は何発?
77人の死者。
・移動演劇。役者カメラマンすごい!少年、テントの中、背中を撃たれた少女
・ふとめの青年と歌でまさか人が死ぬなんて!
・まさかの視点変更
・無音のエンドロール

・72分1カット響いた銃声は何発?
77人の死者。

72分1カットという途方もなさ。72分乗りのジェットコースターに乗せられるようなもの。サスペンドされまくり。ずっと宙吊り。緊張感あるカメ止めの第1部みたいな。

・移動演劇。役者カメラマンすごい!少年、テントの中、背中を撃たれた少女

さながら移動演劇。移動会話劇。オープニング携帯イヤフォンマイクで話してたからこの方式で指示調整するのかな?と思ったらそうでもなく。寄りの映像多かったと思う。カンペとかスマホの画面とかにいろいろあったのかな?

森に6人ぐらいで伏せて10分ぐらい会話劇でたぶんつぎの準備も待ってるんだろうなあと思った。びっくりした妹探すためにテントに戻るシーン。まじかーそっちかーみたいな。少年経てテントの中。テントの中入れば外映らないしすげーなと思った。背中撃たれた女の子とヒロイン演技すごくて。

・ふとめの青年と歌でまさか人が死ぬなんて!

ちょっとリアリティないかな?って思ったのはふとめの男の子がヒロインをリラックスさせるために笑わせにかかるシーン。未来のやりたいことの交換。でもこれは本当になくなったかたを思うシーン。だからあの歌も必要だった。まさか歌に反応してくれた友達が撃たれるなんて。

・まさかの視点変更
どこかでというか物語のセオリーとしてヒロインは助かるものだと思ってた。ラストの衝撃。ヒロイン撃たれて客体の変更。ふとめの男の子に。うわーやりやがったーってなってた。喪失感。あと少しで妹に会えただろうに。

・無音のエンドロール
静かなエンドロールだった。でもたくさんの人がクレジットされてた。当たり前だけどめっちゃ練られてる。メイキングみたい。

あとあれだ犯人やばかった。みんな走って逃げてるのにあのゆっくり感。めっちゃ怖い。犯人が裁きを受けるところをみたかった。

観れてよかった。ちょっとケバブ食べたくなった。

観れてないけど『悪女』観ときたかった。
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