①
2011年7月22日夏休み。
ノルウェーの小島、ウトヤ島。
これからバーベキューだというのに、主人公のカヤはそこでワッフルを食べながら友達と社会問題についての議論をしていた。
すると遠くで爆発するような音がした。なんだか銃声みたいな破裂音だった。
続けざまに何発も鳴るので、どうしたんだろうとざわつき始めるカヤたち。
そこへすごい形相で走って来る人々が…。
「逃げろ!みんな逃げるんだ!」
え?
ちょっと待って!
どうゆうこと?
一体なにが起こっているの?
まさか本当に銃声なの…?
↑
この事態が急に悪くなったときのざわざわする感じが本当に本当に恐ろしかった…。
②
実録犯罪モノはつい見たくなってしまうんだが、やっと見れました。
すごかった。
カメラはずっと主人公カヤを捉えており、一人の被害者の目線で語られるので、具体的なことはなにもわからない。どうすればいいかもわからない。
そんな、自分もウトヤ島に今いるような感覚になってしまうところが、この映画のすごいところじゃないかな。
それって1カットで撮っていることの効果なんだろうけど、逆にカメラの存在が不自然に感じたりもするけどね(^^;;
あと酔いそうになる💦
③
この事件は単独犯によるものだったらしいのだが、
この映画だといろんなところから銃声がしてる感じで、
劇中でも「銃を撃ってる奴が何人もいるらしい…」というセリフがある。
(あったよね?💦)
どうゆうことだろ?
情報が錯綜してたってことかな。
それといろんなところから銃声がしたように感じただけってことかな?
犯人が一人なら身を潜めて助けが来るのを待っていれば…それが一番だったんだなぁ(><)
④
後味は悪いです。
正直すごいイヤな気持ちになった。
ずっと逃げたり身を隠したりしてるだけで犯人とはぜんぜん接触なく、遠くから撃ってくるだけなので
結局犯人がどんなヤツかとか何もわからずじまいで終わる。
(単独犯というのも見終わったあとwikiで見て知った。)
でもあまりエンタメになっても違うと思うし、やっぱりあの終わり方でベストじゃないかなって思いますね。
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