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ウトヤ島、7月22日のgummizukiのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
2.2
『ウトヤ島、7月22日(2018年ノルウェー)』を鑑賞。2011年7月22日にウトヤ島で起きた銃乱射事件をモチーフに映画化したものである。最後のテロップで犯人は極右であり、移民受け入れに寛容な左派を狙ったものであることが判明。そしてヨーロッパではナショナリズムが台頭しているという警告もしている。
加害者側の視点や情報がおぼろげで(犯人は複数だとか犯人は警官だとかぐらいで)、追いかけられる側の当事者性に焦点を当てている。臨場感や差し迫った状況を伝えたかったのかなと。
72分間ワンカットの試みはすばらしいとは思うが、粗い部分、グダグダしている部分が目立っているように感じてしまった。これも当事者性を大事にしているというなのだろうか。
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