《2018#200》
「4回泣ける!」と口コミで広がり、本屋大賞にノミネートされた小説の映画化。私は未読です。
この「4回泣ける」は宣伝にも使われていますが、4回は泣けませんでした^_^;
こういうキャッチコピーは付けない方がいいんじゃないかな。変に警戒させたり、満足できなかったりするから。
で、私はその内の一つのエピソードで泣けました。 このエピソードは良かった!これは泣ける。
あともう一つ良かったのは時田数(有村架純)のエピソード。グッときました(。>﹏<。)
でも他のはそれほどでもなかった。
特に幼馴染とのエピソードはどこが泣けるのって感じで(ㆀ˘・з・˘)
過去に戻るにはいくつかのルールがあります。
ちょっと面倒くさいです(¯―¯٥)
その中で一番重要なのは、〈コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでに必ず飲み干さなければならない〉。
それができないと戻れなくなる。
過去に戻れる間はこの間だけ。すごく短い時間です。
でもこの短時間でも人生は変わる。
相手の本心が分かれば自分も変わる。
後悔だった人生が前を向いて進んでいける。
気になったのは劇中の音楽。
泣かせようとしている箇所なのか、その時に流れる曲が大袈裟に感じました。
評価がそれほどでもなかったので期待値は低めで観ました。思ったほど泣けなかったけど悪くはなかった。
夫婦愛、姉妹愛、母娘愛などが描かれていて響くものはありました。
さあ、貴方は過去に戻れたら誰と会いたいですか?
私は弟と会いたいな。
過去に戻っても現実は変わらないけど、もう一度会って話したい。
⚠️この下に私が泣けたエピソードを書きますが、ネタバレを含みますので読みたくない方はここまででお願いします。
認知症を患った妻と夫のエピソード。
夫は介護士で、妻が自分を夫ということも忘れてしまい患者のように接していた。妻の事を思って、混乱させないように配慮していたつもりだったが、妻の“最後まで夫婦でいたい”という本心を知り夫は妻と向き合うようになる。これが泣けました。
松重豊さんの演技が良くて、優しく見守る眼差しにグッときて心が温かくなりました。
劇場鑑賞 #96/2018