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コーヒーが冷めないうちにのkazu1961のレビュー・感想・評価

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)
3.4
「コーヒーが冷めないうちに」
2018/09/21公開 アメリカ作品作2019-055

キャッチフレーズは 「4回泣けます」。
私は3回ウルっときましたね(笑)
口コミでなけると評判になり、2017年本屋大賞にもノミネートされた川口俊和のデビュー小説「コーヒーが冷めないうちに」。自分の望んだとおりの時間に戻れるという喫茶店を舞台に、様々な後悔を抱えた人物が噂を聞きつけ訪れ心を清らかにしていく人間模様を描いた作品を、シリーズ続編の「この嘘がばれないうちに」と合わせた内容にアレンジし、今旬の役者陣によって映画化した作品です。
たんたんとオムニバスでストーリーは進みますが、淹れたてのコーヒーの香りや風味のように心にスゥっと入り込んでくる心地よさが映像に抽出されているように、見終わった後に心地よくさせてくれます。過去を変えるのではなく、自分自身自らを変えることがこれからの未来を変えていくことが大切だとあらためて気づかせてくれるステキな作品でした。
俳優陣は鉄板ですね!!
十分に楽しめますが、テレビドラマでも良かったかなとは少し思ってしまいました。。

「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化。時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。監督は塚原あゆ子。出演者は、有村架純、伊藤健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子など。
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