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コーヒーが冷めないうちにのはのレビュー・感想・評価

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)
3.0
あらすじ
そこに座ってコーヒーを飲むと、過去に戻る事が出来る席がある喫茶店と、過去に戻りたい人達の話。

感想
詳しい設定はフォルマあらすじ参照。
設定のガバさがとてもバランスが良くて、かなり妄想が捗って楽しい。
とりあえず自分がこの店に行ってやりたい事は便所封鎖。
トイレごと撤去するとかしたら、どう言う反応が返ってくるのか非常に気になる。
コーヒーが消えているという事は物理的に現世には干渉して来てるんだよね?
ちゃんと尿もでてるのだろうか。
つうか店の全員に常にトイレ把握されてるって地味に嫌じゃない?

四話のオムニバスと呼べなくもない構成で、二話目までは素直に面白かった。
話のルールも守られているし、二話目は予想の外し方もとても感心した。
タイミングとか人選もめちゃめちゃ良くて興奮した。
が、二話目の終わりからなにかがおかしくなり始める感じ。
薬師丸ひろ子に、「家のこれこれこの場所に隠してありますよ」と言わせるだけで、尺的にも影響なく矛盾回避できるんだが。

三話目はあんまり印象なし、四話目はもう、整合性を取る気すらなくなったのか、矛盾だらけでどうでも良い感じに。

なんで鬼のパンツ?
と思って調べたら、元はヴェスビオ火山の登山鉄道の愛称なんですね。
「フニクリフニクラ」。
全然コーヒーとの関連わからんけど。


以下ネタバレあり。
個人的に気になると言うか、検証したい点と言うか。


とにかく「幽霊」ことお母さんの存在が面白すぎて、自分ならもう毎日いじり倒してしまいそう。
結構設定ガバいので、ゲームのバグ探しが好き、とかそういう人なら、あの状態を解除しちゃったり、更なるバグを発見してやばいことになっちゃったりしそう。

つうかお母さん、時間切れになった直後は普通に意識あってコミュニケーションも取れてたんだけど、どのタイミングからあの状態になったんだろう?
その辺ちゃんと描写しといて欲しかった。

薬師丸ひろ子が荷物で進路妨害出来ていた事を考えると、周囲への認識はできていると言うことだし、物理的に影響も受けるって事だよね。
物理的な干渉以外にも、映像やにおいなどにも影響受けるのか知りたい。
席に下半身を露出したおじさんとかが座ってても反応しないんだろうか?
出すコーヒーにデスソースを混入しておく、などの嫌がらせにはどう反応するんだろう。

よくしまるひろ子の件から見ても、人間が直接触るのはまずいだけで、外に誘導したりとかも出来そう。
なんとか乗り物に乗せて、アマゾンとかでリリースしたらどうなるんだろう?
ちゃんと帰ってくるんだろうか?

とにかくお母さんが気になりすぎて、お母さん関連の妄想が止まらない。
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