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コーヒーが冷めないうちにのtokutokuのレビュー・感想・評価

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)
3.5
静かなヒューマンドラマかと思ったが、全く違う。SF要素のある作品。それも、音楽(横山克を初めて知った。)がかなり引き立てていた。コーヒーを入れるときの激しい音楽が、異質であるが、まったく邪魔することなく自然に入ってくる。(良い意味で)B級映画のようで好き。+1

過去は変えることができない、絶対のルール。だけど、皆、過去に囚われた心に踏ん切りを付けるために、過去と向き合う。そして今を生きる。そして未来では、ネガティブな過去は、ポジティブな過去に変わっている。(作中で、過去は変えることができないルールを破っている演出があるが、それも有りかなと思う。)良作+1

監督、脚本ともに女性のためか、主人公とその彼のやりとりが清々しくて、ストーリーに集中することができた。(塚原あゆ子、奥寺佐渡子を初めて認知した。)+1

有村架純の根暗な役が(単なる根暗ではない)可愛い。+0.5
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