アイネクライネナハトムジークのTMのレビュー・感想・評価

今泉監督らしい生感のある恋愛の偶像劇で、
それぞれが結ばれて、めでたしめでたしじゃない、
そもそも'好きとはなんぞや？'っていう大事な側面と向き合い苦悩する良質なストーリーでした。

メインストーリーを担う三浦春馬さんの演技や表情も素晴らしかったし、
たべちゃん、原田泰造さん、
高校生の2人も素晴らしい雰囲気でしたね。

伊坂原作らしいウィストンの試合を通じて、ギミックや奇跡も面白く、自分の心にある勇気や情熱を奮い立たせてくれるような傑作でした。