こく

アイネクライネナハトムジークのこくのレビュー・感想・評価

5.0
現在と10年後、バラバラのフラグメンツがピタリとハマり、納得させるのは伊坂作品らしい。またスポーツが人々の希望を繋ぐという図式は『ポテチ』を彷彿とさせる。

インディーズ時代から、どうにもならない他人とのズレや温度差に関する人間関係を繰り返し描いてきた今泉監督が、ピタリとハマる人間関係を描いたら最高傑作になったという奇跡。

伊坂ユニバース常連の濱田岳がいないことだけが残念。
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