Kazuma

家へ帰ろうのKazumaのネタバレレビュー・内容・結末

家へ帰ろう(2017年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

仕立て屋の88歳の老人アブラハムは、実の娘たちから家を売り老人ホームへ入るように、促されますが、家をでて戦後の友人の約束で最後に友人のスーツを届ける為に今まで住んでた、アルゼンチンから、友人の住んでるポーランドへ行く、
ロードムービー。

この映画のよいとこは、旅先で困ってる主人公アブラハムは過去にドイツ人に親と妹を戦後ドイツ人に殺害されたというトラウマにあって、途中ドイツの某駅でドイツに足をつけたくないから、
ドイツを飛ばして行く方法をという徹底ぶり、
そんな中、ドイツ人の女性に話かけられ、
最初は嫌ってたはずなのに、話かけられるうちに、助けられて、アルバハムの閉ざされた心も、
ドイツに足を地に踏み一瞬だけど、うち解けるとこかな、他に旅先で出会う人々が温かくアルベルトを優しく導いてくれてるみたいで友人に出会うまで、助け船的な役割で、ほっこり鑑賞しました。

ラストシーン何十年ぶりなのに、
顔を窓越しから確かめるように、再開するシーンは、じ〜んときてちょっとポロっと涙でそうになりました。良き作品でした。
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