家へ帰ろうの作品情報・感想・評価・動画配信

「家へ帰ろう」に投稿された感想・評価

レビュー第3回目!!

 アルゼンチンから故郷のホロコーストへ仕立て屋のアブラハムは,旧友にスーツを渡すためだけに全てを捨てて旅に出る…

 まさかここまで素晴らしい作品だったとは。この映画の主人公はとにかく頑固者のおじいちゃん。そんな彼には,旅中に様々な災難が降りかかります。本当に災難ばかりに見舞われる彼には,観ていてこっちが辛くなります。どうしてここまでして,友達に逢いに行こうとしているのか分かりません。でも,最後にその理由がわかります。そして最後のシーンを観たときに,なるほどこの映画はこの瞬間のためだけにあったんだと実感しました。

 皆さんは残りの人生を全て掛けてでも,逢いに行きたいと思える友人は居ますか。私にはまだ居ません。でも,いつかそんな人に巡り会えたらなと思います。この映画は正直,好きになれる人となれない人に分かれやすい作品だと思います。でも,1人の孤独なおじいさんの行く末を見てみたいという方には是非おすすめです。(なんやそれ)

〜雑談〜
 次の投稿がいつになるかわからないと言いつつ,秒で投稿してしまいました。でも,そうしてでもおすすめしたい作品に巡り会えたので投稿しました。ゲオの準新作コーナーにて「あーそういえばこんな作品やってたねー」と思いながらなんとなく手に取った作品がその時,借りた物の中で1番の良作だったとは…いやーこれだから映画はやめられん。この気持ちわかってくれますか。
mori

moriの感想・評価

3.8
2020年 5
ine

ineの感想・評価

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こういう温度の友情物語すき
最後の台詞の重み
寿司屋

寿司屋の感想・評価

4.0
知識だけ頭にあって、わかったつもりでわかってないことがきっと山のようにあるんだろうな。「恥じる」気持ちを忘れないための映画、私にとっての。
出会う人たちみんな魅力的で良かった。

ゴンザレスみたいに年を取りたい
良いものを感じた
yume

yumeの感想・評価

4.0
傑作
「目」で見た事実と「耳」で聞いた事実にある埋まらない溝を私たちはもっと理解すべきなんだろうな
アルゼンチンに住む男性が、70年以上会っていないポーランドの親友に最後に仕立てたスーツを渡そうと思い立ち、会いに行く様子を描いた。様々な困難が待ち受けるが、旅の途中で出会う人々に助けられながら目的地を目指す主人公の姿が映し出される。
本作もホロコースト映画と言うのだろうか、上質な人情とユーモアのあるロードムービーになっているが、語られるものはとても重い。
妹のこと、父のこと…「聞いたわけではない、この目で見たことだ」と言う言葉の重さが心に響く。
アブラハムのドイツを通らずにポーランドへ行きたいという思いが当然であると理解出来る。

アルゼンチンからマドリッド、列車でパリへ、そしてポーランドへ!
マドリッドのホテルの女性、パリで出会ったドイツ人の女性、ワルシャワの看護師、3人とも面倒見が良い女性で、"こんな都合のいい話があるのか?"と思いましたが、この作品には無くてはならない3人の優しさなのです。
ドイツ人の謝罪の気持ちもさりげなく語られます。

原題は「The last suit」、邦題が何故「家に帰ろう」なのか?
ラストを観ると分かります。
感動的なラストです。
地味な映画ですが、とても良く練られた脚本、俳優の名演、哀愁を帯びた心地良い音楽、味わい深い作品です!
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