ベルギーの小さな都市で静かに暮らすアンナ。
会話もなく夫婦で夕食をし、翌朝アンナと共に夫は警察に出頭する。
そして収監された夫。
そこからアンナの孤独な日々が始まる。
映画の冒頭でいきなり奇声のような声を発する場面から始まり少々驚いた。
夫は何の罪で刑務所に入ったのか？
なぜ、アンナの子供はあれほど冷たい仕打ちをするのか、何の説明もない。
ただただ淡々とアンナの孤独な生活を見ている。
でも、徐々に孤独感が激しくなっていくのが分かってくる。
なにも明かされる事はないが。
観る側が色んな想像が出来る。
人によって違うだろう。
不思議な映画を観たように感じた。
アンドレア・パロオロ監督作品
