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博士と狂人のryusanのレビュー・感想・評価

博士と狂人(2018年製作の映画)
3.5
UAEより映画最新情報をお届け。
一足お先に「The Professor and the Madman」観てきました。
こちらはイギリスで最初のOxford英語辞書を作った実話に基づくお話。
つまり、テイストは若干違いますが西洋版「舟を編む」です。

時は1857年、言語学者のウイリアムはオックスフォード大学から世界で初めての網羅的な英語辞書の編纂を依頼される。これは世界中で使われる英語の意味や語源、死語になった古語も含め、あらゆる用例をすべてまとめるという膨大な作業だった。とうてい数人の力で出来る仕事ではないため、ウイリアムは世界中の知識人や民間人に声を掛けて用例採集を行った。中でも最も大きな力となったのは、今は殺人罪で投獄されている一人の秀才ジェイムズ博士だった。彼の協力により辞書編纂は一気に加速する。ウイリアムとジェイムズは深い信頼と友情で結ばれるが、ジェイムズは重度の精神疾患を患っており、それが障害となって立ちはだかる。これにジェイムズに夫を殺された妻エリザと子供達の愛憎を絡ませながら物語は進行する。

仕事か家庭か?愛か憎悪か?苦しみか癒しか?
アカデミー賞候補間違い無しの太骨人間ドラマです。
日本で早めに公開されるのを期待してます。

「舟を編む」「グリーンマイル」が好きな人におススメ。

もう少し詳しく知りたい人はブログも見てね。
http://blog.livedoor.jp/filmactors/
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