ことばは翼を与えてくれる。
数ヶ月前、映画館に貼ってあったポスターを見て絶対見ようと思っていました。
メルギブソンとショーンペンの演技は流石でとても良かったんですがそれぞれを助けてくれるマーシーとフレデリックが好きです。
部下を死から救ったショーンペン演じるウィリアムをいつも見守っているMr.マーシー。
後半、院長へのあの態度は痺れます。
メルギブソン演じるジェームズを信じ、助けてくれるカラっとした雰囲気のオシャレなフレデリック。
家のシーンでのガウン?とかチャーチルに会いに行った時のシャツに合わせてるスカーフ?みたいなのがめちゃめちゃオシャレ。
重厚かつ苦さもある内容ですがマーシーの誠実さや実直さ、フレデリックの明るさに救われました。
演出が時々ダサく感じた。
ジェームズが「神よ、ご加護を!」と言った瞬間に部下が「救世主が現れました!」ヤターな展開とか。
院長のウィリアムを実験台としてしか見てないところやジェームズを追い出そうとするジェルの小悪党感もまあ映画的です。
イライザを演じたナタリードーマーがどんどん変わっていく様子は見入ってしまった。キャプテンアメリカに出てたらしいけど記憶にない…笑
「私が許してるのに!」と憤るシーン好きでした。
愛の次は…何になる?
良妻賢母なエイダが夫のために理事会へ行き、「常識から外れた生き方も認めて欲しい」、「自分らしくある事を罰しないで」と説くシーンも素敵でした。
途中ちょいちょい血の気が引きましたがとても良い映画でした。
それにしても上映館少ない…
あとスープ?ソース?で書いた字がめちゃめちゃキレイ。