フレンチホラーの流れから、この頂けないジャケで素通りしていた本作を。
歴史文芸的装いを纏ったクリーチャーファンタジー。
戦の美学を心得るものは少ない
優れた戦士は大義よりも
苦悩に意味を見出す
五輪書から武蔵の言葉まで引用される。
繰り返される侵略と抵抗。
簒奪と支配。
そんなテーマは立派なのだが、どうしてもデルトロ風味が漂い、ルックの個性が曖昧。
クライマックスも消化不良。
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今日の一曲
浮遊感抜群の魚人音楽
Fishmans - Go Go Round This World!
https://m.youtube.com/watch?v=I_EdtU6gQNs