予告で気になっていた作品。
原作未読。
ラヴクラフトの影響下にある物語らしいが時代設定とクリーチャーにやや感じるくらい。
有名なニーチェの例の一節が出てくるがもういいよ。使われすぎ。
半魚人のデザインを「パンズラビリンス」のクリーチャーデザイナーが担当。尚且つ原作に描かれる姿を忠実に映像化してるとの事だが、、
つまんねーんだよ!デザインが!
ちょっとネタバレ的なレビューになるけど多分大丈夫。予告が全て。
20世紀初期の孤島で毎夜襲い来る半魚人と人間の壮絶なバトルを描くということでワクワクしたが、なんというかバトルは何度も出てくるが物語の中で歯磨き程度の事象として描かれているだけでハラハラも爽快感も胸熱も無く非常に薄味。
主人公と生活を共にする灯台男と一匹はスパイス設定になってはいたが、こちらも薄味。
あと物語の深いところに作品が訴えたいことがあるとしてもそれを滲み出させて描くのが映画だろう?
考察サイト見なきゃ意味がわからないとか作品として問題だろ!
灯台男がもっともっと胸糞野郎な設定と描き方で主人公と敵対させたらもっと面白くなってたかもしれない。
時代設定のおかげで絵や雰囲気が安っぽくなく重厚さがでていたのが唯一の救い。