河志麻二十日

ライトハウスの河志麻二十日のレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
3.9
終始何が起こるのか、何に向かっているのか分からず、結局オチもよく分からないまま終わってしまったが、むしろここまで来て、誰にでも分かるあからさまなオチはつけようがないだろうなぁ、というのが本編を覧終えた後の感想。本編後の町山智浩による作品解説を聞いて、なるほどそういうことだったのかぁ、それにしても実はそんなに突飛なことをしていたのね!という第二の感想。解説を聞くのと聞かぬとでは、こうも印象が変わるのかと、新たな鑑賞のあり方を感じました。上映直後に解説を聞くのはどうかと思いましたが、本作においては、その解説度合いもちょうどよく、本編とは別物として楽しめました。