The Lighthouse(原題)の作品情報・感想・評価

「The Lighthouse(原題)」に投稿された感想・評価

ちー

ちーの感想・評価

-
どうせ日本語字幕ついても言葉の真意は理解できないだろうの気持ちで鑑賞
みりん

みりんの感想・評価

5.0
この世にはゲイホラーというジャンルが存在するらしいんですけども、これはそのうちの一つです。dom/subの関係性、父性と性愛、精神的・肉体的凌辱、スペルマ、触手、犬扱い等、色々あります(すごい!)荒涼とした灯台にふたりぼっち、よって立つものがない中で妬みあったり思いやったり突然関係性が逆転したりする、これが極限下の男と男の興味深いところ。闇の中にいたら光を求めるのは当然なのに、行き着く先は恐怖と狂気間違いなし。こんなに働いて必死になっても、人間はなにひとつできないことがある。
シネマトグラフィーがとにかく綺麗で、不気味な絵本のようで夢中になった。映画館で観たいよ〜。
英語が高校止まりなのに日本公開未定に耐えられず円盤で鑑賞。パティンソンパワーです。
案の定話してる内容はさっぱりわからなかったけど、主演二人の演技と白黒で閉塞感のある映像、耳に障る遠くからの警笛音などで人間が狂気に落ちてく様を十分に感じられた…。あとカモメの不愉快さと不気味さすごい。日本語字幕が無かったことで逆に演技そのものに集中できて良かったのかもしれない。自室で部屋を暗くして見てたので没入感もだいぶあった。
極限状態での光に対する憧れと執着、愚かにも人は手を伸ばし…からのラストはわりと嫌いでは無かった。だいぶ好きな雰囲気の作品。ぜひ映画館でやってほしい…字幕ほしい…。
picaro

picaroの感想・評価

3.9
いやなんかもう英語が全然わからなかったので好きか嫌いかって話にしかならんのですが、好きです。ラストとか最高で震えました。

登場人物ほぼ2人きりで白黒で何言ってるか全然聞き取れないし字幕もわからんとなれば109分がわりと長く感じるものだと思うのですが、この映画のすごいところは、全然そういった感覚にはならず、あっという間の109分に感じられるというところです。
人間が狂っている様子を眺めるということが娯楽になり得るということなのかな…。

鑑賞直後はただただ「ああなんかすごいものを観た」って感じなんだけど、わりとじわじわと、あとから具体的に「あのシーン凄まじかったな…」など脳裏に蘇ってきます。
たぶんあらゆる場面が印象的で、視聴中は脳が追いついていないんだと思う。

ちなみにUS版Blu-rayでデジタルコードついてるんだけど、あんまり出先で鑑賞する作品ではないよね…。部屋を暗くしてウォッカトニックでも飲みながら観よう。
りば

りばの感想・評価

-
日本公開は難しそうだということでUS版ブルーレイを購入して鑑賞。
最高だったかなり好きだ、、ホラーというジャンルではあるけどかなり笑えるシーンも多く。とにかくウィレムデフォーとロバートパティンソンの怪演二人芝居に圧倒された!
ギリシャ神話が題材になっている点も興味深い。

厳しい労働環境と戯言ばかりの老人からのパワハラで狂っていく主人公、ほぼ正方形のスクリーン、大嵐に鳴り響く機械音と爆音の霧笛、観ているこっちがおかしくなる本当に😂
長台詞の場面が度々あるのだけど、長々と陰湿に罵るシーンなどは最高だった。
英語字幕で理解いまいちな部分もあるので日本公開願います🙇

余談だけど、ロバートパティンソンがインタビューで話していた、カモメを虐待するシーン、ロボットの鳥が最初の数テイクで壊れてしまったから、チキンのゴム人形で代用したという話は想像しただけで面白い😂😂
vg20da

vg20daの感想・評価

-
★★★☆
♪Hurrah, me yaller girls Doodle let me go! Doodle let me go! me boy, Doodle let me go!♪

【STORY】
 4週間の灯台守に従事することになったのは、感情的な若い男と、高圧的で自己中な中年男。
 灯台と海、ソリの合わない相方しか存在しない環境に閉じ込められ、次第に2人は海の狂気に飲まれていく…


【一言まとめ】
●狂気を煽る騒音と閉塞感
●デフォーとパティンソンのイかれ方が最高
●何度も観てしっかり解釈したい!

【感想】
 ロバート・エガース監督×A24による前作『ウィッチ』が人生ベスト級に大好きな私、同監督同配給の今作を待ちきれず、ついに海外版BDを購入しました。

 期待通り「ウィッチが描いた嫌な狂気、再来!」といった世界観に大歓喜です‼️
 狂気をもたらす海と鳥(カモメ)。波の音とカモメの甲高い鳴き声、そしてフォグホーンがひっきりなしに鳴り続けるんですから、そりゃあ頭もおかしくなるというもんです。
 (鳥って、恐怖の対象となった瞬間にめちゃくちゃ不気味になりますよね。笑)

 主演2人の狂気の演技が本当に最高。
 ウィレム・デフォーがイかれた目で神話のような口上をまくし立てるシーンは本当に顔がやばすぎてゾクゾクしたし、執拗にカモメをガツンガツンやるロバート・パティンソンの攻撃性も恐ろしかったです…。


 神話が基になったらしい謎深き物語は、『ウィッチ』と同じく何度も観て味わうべきかもしれませんね!しかも英語字幕ともなれば確実に把握できてない部分も結構あるので…
 ラストのロバートの顔と、オチまで最高だったなぁ!

 是非日本でも映画公開を…!
 あの画面サイズのせいで公開が難航しているとの話も聞きましたが、頑張ってほしいなぁ…あの画面だからこそ表現できる世界がとても好きです。

---
観た回数:1回
直近の鑑賞:海外版BD(20.10.03)
ろびん

ろびんの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

日本語字幕なし英語力ゼロなので、あらすじ解説を読んでから鑑賞。
神話になぞらえたストーリーだそう。なるほど納得。予習しておいて良かった。何も知らずに観たら「なんじゃこれ」になっていたと思う。

モノクロの世界は芸術作品のように美しい。白と黒、光と影のコントラスト。タバコの煙ですら絵になる。
それと同時に全てが不気味でホラー。部屋の明かりはランプのみで薄暗く、照らされたW.デフォーのギョロリとした目や髭すら不気味に見える。
BGMはほぼ無しで、霧笛や雨風、荒れ狂う波、人魚の悲鳴が不安にさせる。正方形の画面サイズが閉塞感を強め、息苦しいったらない。

灯台守の男2人が喧嘩して、酒を飲み、イチャつき、殴り合う。
恐怖、疑心、罪悪、苦行、羨望、悪夢…終始暗い。言われてみるとギリシャ神話そのものだなと。ポセイドンとプロメテウス。
ハッピーエンドとは程遠いのだがオナラをしたり、糞尿を浴びたり、滑稽で笑える場面も。
性器を思わせる描写や自慰に耽るシーンが何度も出てきたり、恍惚とした表情を浮かべるなど官能的な要素満載。

最後に求め続けた「光」に触れ、絶頂を迎えたかのような表情で絶叫するウィンスローが強烈。目を潰され、カモメが内臓を啄むシーンは禁忌を犯した者への罰なのか。

主演2人の演技のぶつかり合いが凄まじい。何かに取り憑かれたような威圧感を放つW.デフォー、恐怖に怯え錯乱し狂気を演じるR.パティンソン。圧倒的でした。2人の演技だけでも、この作品を観る価値があると思う。

しかし、実際にあった事件がベースになっているとは驚きでした。
Sharksta

Sharkstaの感想・評価

3.3
聞き取りに苦労したわー、Williamのセリフw
久しぶりの白黒、しかも設定がニッチで、画面サイズもこんな。閉塞感のある映像との戦いの中で、私は見ていました...疲れた(o´Д`)=з
kanappe

kanappeの感想・評価

-
【青年は灯を目指す】
A24日本未公開作品。
閉鎖空間である、陰鬱な灯台(Iighthouse)を舞台に、壮大な海や神話からの誘惑に苦しみ、精神が崩壊していく。
いや〜!ド直球に私が好きなタイプの映画だった!お願いだから劇場公開してくれ!!
かなり驚いたのは、灯台を含めたセットを一から作っている点。若い監督だけど、かなりお金がかけられているし、現在では珍しい画角で撮影されている。重厚で変態的な作品になっているから、A24の企画力は本当に素晴らしい。
30代に突入し、アイドル性を脱し渋さに痺れるロバート・パティンソンと、ウィレム・デフォーのダブル主演。デフォーはシュナーベルの「永遠の門」でゴッホを演じた際に化ける俳優だなぁと唸ったが、まさに二人の演技力が爆発する作品だった。
>|