Cisaraghi

いつだってやめられる 闘う名誉教授たちのCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

想像してたのとちょっと違い、悪役のルイジロカーショさんは強い絶対悪を体現しているのではなく、かなり情状酌量の余地があって、何だか少しやりきれない話だった。いくら事情があるとはいえ、仮にも研究者が関係ない人まで巻き添えにする大量殺人を企てるか?という疑問も浮かぶが、それに対しては、残念ながら日本にその答えがあった…。おそらく某か参考にされているのだろう。

今回人文系の二人が作戦の成否を左右する重要な役割を与えられていたのは嬉しい!アルベルトもいい声!それにしても、シャワールームとか地下鉄とかガムとかAVとかしつこいバルトロメオとか、しょーもなくて下らないギャグが多すぎるよ!好きだけど(笑)。解剖…。話に少々甘い部分があるように思えるが、このシリーズにカッチリしたものを求めても仕方ないか…。

前2作の伏線回収編なのに、1作目で寝てしまった私には面白さが半減しているらしいのが残念。1を見直してから、再度2・3を見てみたい。
 心なしか、研究を離れた研究者たちがだんだん研究者らしく見えなくなっているようなのは気のせい?

どちらもコメディでありながら研究教育機関としての大学における社会問題を提起しているからか、「きっとうまくいく」と似た印象があり、そういえばイタリア人とインド人はよく似ていると思った。テンション高くてやたら饒舌なところとか、笑いがいささかお下劣なところとか、顔が濃いところとか。イタリア人とインド人が組んだ映画見てみたいな、カオスかもしれないけど、すんごいものが出来そう。

三作目も強烈な色だったが、これはこれでよいとして、色違いバージョンを2種類くらい作って欲しい。柄ありバージョンでもいい。何ならアルマーニバージョンとかグッチバージョンとかプラダバージョンとか…。
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