このレビューはネタバレを含みます
『いつだってやめられる』シリーズ、3作目にして完結編。
警察に極秘に協力して麻薬撲滅に協力する過程でテロ計画に気づいてしまったピエトロと研究者集団。
警察との協力関係も行き詰まり味方のいない中、なんとかテロを止めようと奮闘。
1作目のその場面にここで繋がるか！ あの人がまた出てくるの？ そんな関係？
と、前作に続き斬新な切り口、怒涛の伏線回収。
計算化学の天才で麻薬作りと分析に力を発揮しつつ、トラブルメーカー気味だったピエトロの友人アルベルト（自分が作ったドラッグでヤク中になっちゃうダメっぷり… いや、自分の身体で検証しているから研究者の鑑なのか？笑）、
今作の後半でまさかの大活躍！ 見直した笑
頭脳を駆使した脱獄にテロ阻止と、時間との戦いで緊迫感たっぷり、笑いどころもたくさん！
シリーズ通して研究者たちのオタクっぷりと学術ネタ、研究者あるあるが笑えて、ピエトロと恋人との関係にもハラハラする快作アクションコメディだった。
右肩上がりで面白くなっていくの、すごいな！
（追記）
二度目の鑑賞、また三作イッキ見。
今作で再登場する一作目の悪役ムレーナがクールな武闘派インテリでマジでカッコいい！
ずっとドタバタ笑わせつつ、学術研究の未来に思いを馳せてちょっぴり切なくなった…
研究者たちの未来に幸あれ！
