n0701

いつだってやめられる 闘う名誉教授たちのn0701のネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

夢も希望もない話ではある。

あまりにも資金を提供しない国に対するアンチテーゼとも言える。
つまるところ、脱法薬物を売りさばいて金にしていた大学教員は他にもいて、彼らは、自分の恋人がお粗末な設備のせいで実験中に死んだ恨みを晴らすため、薬物生成過程で必要になる化合物から神経ガスを作り出し、テロを起こそうとしていた。

前作で全員ムショ送りにされた元天才たちは、テロの陰謀にいち早く気づき、刑務所のブロードバンドの配線から脱獄し、宗教者に変装しテロの会場である学資発表会場に向かった。

結局、研究をするためには異常なまでの金と理解がいるわけだが、この物語ではほぼ全ての研究員が理解を得られずに放出されている。その問題提起がこの映画の本質だ。

それ以上はない。

彼らは遺体から神経ガスを中和する水酸化ナトリウムを抽出し、備え付けられていたウォーターサーバーに水酸化ナトリウムを入れて中和して阻止した。

結局のところ、あのデブの科学者がいたら解決したのでは?と思うが、まぁそこはイタリア人。適当だ。
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