タミキーリ

環状線の猫のようにのタミキーリのレビュー・感想・評価

環状線の猫のように(2017年製作の映画)
4.5
「これが私の人生設計」のコンビ再び。
リッカルド・ミラー二監督、パオラ・コルテッレージ主演によるコメディ。

コメディとはいえ、その時の社会情勢をしっかり織り込む作りは相変わらず上手い。
(モグモグとはなんぞや…)

生活環境が異なると、同じイタリア人同士でも全く違うのだから、そりゃ国も違えば異なるに決まってる。そこをどうやって受け入れて、共にやっていくか。
今回は、当人同士の恋愛よりも、
それぞれの娘と息子の恋愛に振り回される2人が面白い。

お気に入りは、映画館ネタと海水浴ネタ。

アントニオ・アルバネーゼは、真面目を絵に描いたような男が似合う…。

他の脇役キャラも楽しい。特に双子。
ジョヴァンニ役の娘(アリーチェ・マセッリ)が美少女。