このレビューはネタバレを含みます
辛すぎる。辛すぎて涙が止まらない。
何度も手紙を見直しながらルナのことを想うジュゼッペ。そこにまた再び会える希望なんてほぼないのに、夢を見てた姿が何とも切なくて残酷。ジュゼッペが監禁された意味はあったの、、😭
あの2人が一緒にいれたシーンって少なくて離れている時間の方が長かったけど、2人の気持ちはどこの誰よりも近いところにあったことは確か。
最後、モールス信号で自殺しようとしたルナを助けたのはジュゼッペだったんだよね。「寝ちゃだめだ」って😭
悲しすぎる。
ジュゼッペには何の罪もない。何の罪もないのに、こんなことになってしまって大人は何やってんだよって言いたい。
この事件が実際にあったことも信じられないし許し難い。残酷すぎるしすごく辛い。その少年はどれだけ1人で寂しく辛かっただろうか。こんなこと、2度と起こさせたくない。
この映画はジュゼッペが衰弱していく様子とか辛い描写も静かに映し出していることで余計に心に刻まれる何かがある。でも一方で、ファンタジックに夢を描いてることで、映画全体の印象が明るい雰囲気もある。残酷な現実と希望を持つ夢、その二つが交差している映画だった。多分今から数日間は余韻に苦しむだろうな。