少年が監禁され、酸で溶かされ遺棄された事件(実話)が元となった映画。
夢と現実の境界線が曖昧な感じで話が進んでいくのだけど、後半事情がわかり始めたあたりからぐっとひきつけられ、衝撃的なラストまで連れていかれる感じだった。
監禁される男の子が、冒頭では普通の子なのに、死に近づくにつれてどんどん美しくなっていく感じがしてそれがまた悲しかった。最後は天使そのものだった。
今回は家族がビデオ屋さんでジャケ借りしてきたのをたまたま一緒に観たので、予備知識一切無しだったのだけど、偶然良い映画を観れて本当にラッキーだった!
ひとつだけケチつけるとしたら、パッケージのタイトルのフォント。どう考えても内容に合ってないと思う。