実際に起こった事件を元に作られている。
サスペンス、青春、ファンタジーといったいくつもの要素が重なり合い、自然の美しさが強調された映像の中で、起こった凄惨で悲しい事件。
観た後にどんな事件だったのかを監督が伝えていたが、鑑賞前でなくて良かった…。配慮ありがたい。
人々の「見て見ぬ振り」「無関心」が生んだ事件であり、「どうして?」と問うルーナの行動は周囲に理解されない…。
イタリアは、土地によって人の考え方も異なるし、ルールも独特だ。
これが90年代半ばの事件ということに驚く。
ジュゼッペ役のガエターノ・フェルナンデスくんは、やつれた姿も美少年だった。
フクロウも可愛い。