シシリアン・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価

上映館(5館)

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

pencil

pencilの感想・評価

4.0
全く予備知識なしで見たので、エンドロールが終わってもやりきれなくて気持ちの整理がつかない。
余韻という言葉ではなく、ただ消化できないやるせない感情を引きずっていて、明日からまた一週間始まるのに、どうしてくれるのって思うけど、決して観なければ良かったとは思わないなぁ。
これも夢だったらいいのに。
Cattleya

Cattleyaの感想・評価

3.5
本当に悲しい話でした・・・
ジュゼッペが監禁されている間、ルナの手紙が唯一の支えでしたが、実際のところルナは架空の人物らしいので、それを踏まえて考えると監禁されているジュゼッペは約2年間本当にどれほど辛かったのだろうかと思いました。とても心苦しいです・・・

でも、映し出される森や海がとても綺麗で引き込まれるし、俳優さん達の演技も素晴らしかったので観て損はなかったです🙂

それと、ルナの母親が怖すぎました☹️
fltkin240

fltkin240の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の少年少女のいたいけな交流が、あっという間の悲劇。300年前ならば行方知らずの恋人を思うラブストーリーも成立したであろうものの、今やホラーまがいのカオスにならなければ物語にならないことこそ現代の悲劇か。恋人は酸で溶かされ魚のエサでは、自分の周りのこんな目に遭った人がいたならば、どういう風に対処すればいいのやら。前宣伝ではロマンチック風味でしたが冷静に観てみればこのような有様でどこに感情移入すれば良いのか分かりません。わが国では今の所あり得ないことになっている展開ですが、かの国はこういうもので泣けるのでしょうか。
たぬき

たぬきの感想・評価

4.2
何故これをクリスマスに見たのか…笑
こんな話が実話なんてとても残酷ですね。
未だに心に残る映画です。
主人公の女の子もとても純で切なくなってしまいます。
大好きだったんだなぁと。
またそう思うと心が…
素晴らしい作品でした。
とがり

とがりの感想・評価

4.2
実際に起きた誘拐事件を下敷きに、シチリアの美しい景色と思春期の少年少女たちの機微を描くドラマ映画。
ジュゼッペ役の俳優さんの顔が良すぎて、それだけで物語が7割方成功している。

それにしても、"ゴースト"ってそういうことかよおおお…と観客の心を握りつぶしにいく展開に嗚咽が止まらない。
青春の光と影を描く系の物語がとても好きなので、見事に琴線に触れまくりました。
EDDIE

EDDIEの感想・評価

4.4
これは凄い映画に出会ってしまった、そんな感覚です。当初観る予定はなかったのですが、割とフォロワーさんにも高評価な方が多くて気になっていて観てしまいました。が、期待を上回りました。

本作は実話を基にした寓話。誘拐・監禁された少年ジュゼッペは実在しますが、主人公のジュゼッペに恋する少女ルナは架空の人物のようですね。
面白いのが実話を史実として表現するのではなく、ファンタジーとして描いた点。いわゆるこれって妄想なんですよね。恋する少女が、ラブレターを書いて、想い合うそれぞれの視点からロマンチックな妄想が繰り広げられていくんですよね。
とにかく映像が美しい。オープニングから井戸の中を映し出し、日常の世界にズームアウトしていくんですけど、この映像がクライマックスにも繋がるんですね。映画のポスターにもなっている、ルナとジュゼッペが船の上で見つめ合うシーンは切なくも美しい。
時系列もバラバラで、どこまでが妄想でどこからが現実?と思わせられるんですけど、これはすべてルナもしくはジュゼッペの想いを想像してのファンタジーなんですよね、きっと。違ったらすみません。クライマックスの海のシーンは衝撃的でした。
1993年に起きた誘拐事件を追悼する意味で監督が作られたんだと思うのですが、映画の表現の幅の広さを思い知らされて、もう鳥肌ものです。ただ語るだけでなく、映像として魅せて、当時の少年に対する思いを表現する。こんな素晴らしいことがありますか。倫理的な話になると賛否もあると思いますが、個人的にはかなり好感の持てる作品でした。
映画レビューではあまりいいこと書かれてませんが、いわゆる恋愛ファンタジーを求めて観に行くと裏切られます。
一つだけ苦言を呈するなら、少年の持ち物に悟空のフィギュアがあるんですけど、髪が青いんです。ちょっと時代を先取りすぎ笑

※他アプリに投稿した過去レビューを転載
デコ

デコの感想・評価

3.5
新しい気持ちで2019年1本目の投稿を。
もう3月ですけど…?
ということは置いておきましょう。

シチリアの小さな村に住む13歳のルナは同級生のジュゼッペに恋をする。勇気を出して告白し、2人は両想いに。
そんな矢先、ジュゼッペは忽然と姿を消してしまう…彼はどこに行ったのか?必死に探そうとするルナだったが…
というお話。
イタリアで起こったある凄惨な事件を元にして作られたのが本作というのだけは知っていた。
でもポップでファンタジックなポスタービジュアルとキャッチコピーから、この事件をどう描くんだろ?と思ってたら、まさかのそのまんまじゃーん…


ジュゼッペは長い間監禁されており、その中でルナから貰った手紙だけが現実世界と自分を繋ぐ絆であり救いになっていた。
その間もルナはただただ一途に彼を救おうと奔走する。


イタリアの美しい林や湖がスピリチュアルな力となり、ルナをジュゼッペのもとへ導こうとしていると思った。
……思ったんだけど!!
そんな2人に待ち受ける結末はただただひたすらに残酷で悲しいわけで。


でもジュゼッペの肉体を抜け出した魂は、もう何処へだっていけるのだ。
誰にも縛られることなんてなくて。ただ彼女の元へ流れていく。

うーーーーーん
うーーーーーん
美しいんだけど。
なかなかキツかったな。
paganfire

paganfireの感想・評価

3.0
イマジナリーラインの曖昧さ(狙っているのかは不明)が良さとして昇華されていないように思ったし、"実際の出来事"が枷になってる様な窮屈さを感じた。
ビジュアルイメージを超える美しい画も作中見れなかった。
ファンタジーに振り切ってもう少しコンパクトでも良かったのでは。
タロウ

タロウの感想・評価

3.4

実際の事件であることの情報のみで
時代背景や情勢、事件の情報を知らないで
鑑賞。

映画の可愛らしいポスタービジュアルからは想像できないくらい切なすぎるし
ファンタジー要素があるからこそ
正直、かなりキモチ的に落ちました。
ホントなんとも言えないキモチ。

ただ映画の内容的には
音楽、映画の色、演技、世界観
とても好きな作品でした。

実際の事件から紡ぐ寓話的で幻想的なラブストーリーというコンセプト。

コンセプトは映画のあとに知りましたが
それを知った上で観ると
幻想と現実の表現の差がない描写を理解できたり
純粋なラブストーリーとした視点で観れるのではないかと思いました。


その点ではレンタルはあまりしないで映画館で観る派ですがもう一度借りて観て確認したいなとは思いました。
>|