シシリアン・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価・動画配信

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

これは点数がつけられないなぁ。。。

ただただしんどい、きっと救われるだろうと最後まで観たけど、最後の最後に何も報われずに実話という衝撃だけが残って心が苦しい
owan

owanの感想・評価

-

悲惨なのは心底分かるけどどこまでが事実でどこがファンタジー?
フライ

フライの感想・評価

4.1
イタリアで実際にあった誘拐事件をベースに描かれた内容は、製作者の感情が痛い位伝わってくる悲しいラブストーリー。

13才の少女ルナと少年ジュゼッペの真っ直ぐで純粋な恋心と、ジュゼッペの父親がマフィアと関わっていた事で起きるジュゼッペの誘拐事件の生々しい展開が上手く噛み合い、これでもかと言う位胸に響いてきた。
ルナの痛々しい位ジュゼッペを愛する行動と不思議な体験。両親の相反する性格と行動やジュゼッペ家族のルナへの対応など少女ルナの悲哀に満ちた目線から感じるジュゼッペの残酷さや無念など、嫌と言う程苦しみが伝わって来くる作品。

本作事件概要が気になり少し調べたが、余りにも無慈悲で残酷な事件に強い憤りを覚えた。何より残酷さを強調する、引き裂かれた二人の愛を演出する事で、尚更感情に訴えかけてくるだけに見ていて辛くなった。更にルナの体験する不思議でファンタジックなストーリー展開は、一概に否定出来るものでは無いだけに、残酷さと絶望の中に、愛しさも感じてしまった。
途中ルナを救えるとしたらジュゼッペしか居ないのか?と変な目線で見てしまい、親としての無力感に自分ならどうするかと、かなり考え込んでしまった…。

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた誘拐殺人事件について、クリエイティブな力のありったけを込めて、映画を鎮魂の祈りに変えた作品。
突然に消えた少年を、恋仲だった少女が必死に乞い求め、少女の強い思いが彼岸と此岸の境目を淡くし、悲惨な現実にもかかわらず少女と少年はお互いを救うという作りになっている。
この少女の必死さがとてもいい。周囲がまるでよそよそしい(それには事情がある)中、少年の救出を求めて反抗と絶望を繰り返しながらだんだんと現実から心が離れていく様は、少女期の終わりのリアルな手触りがあった。

しかしこの必死に少年を探す少女はフィクションで、現実には存在せず、被害者の少年は恐怖と絶望の中で一人で死んでいくしかなかった。
映画のラストに捧げられる献辞を観て改めて、製作者の強い祈りを感じるようだった。

創作は、辛い現実から逃げたり、傷を癒してくれたりすることに力を貸してくれる。その力は弱々しいものに思えても、最後の一線を踏みとどまることさえさせてくれるのならば、それは大きな力なのではないかな、と、そんなことを痛感した観賞後だった。
小梅

小梅の感想・評価

-
もう二度と見れない
2020.10.27 movieplus
mk

mkの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

女の子(ルナ?)の声が低すぎてずっと男の子が話してるようにしか聞こえなかった…

親友いい子。

リアルな実話にファンタジーを織り込むことで救いがある話になってるんだろうとは思うけど、どちらかというと実話を元にしたサスペンス映画が観たかったなとも思う…ファンタジー苦手だからな…

なんでわざわざ700日以上監禁したのか理解に苦しむわ…序盤で父親が言う事聞かなかった時点でさっさと殺せばいいものを無駄じゃね…

ジュゼッペの父親、意志が強いのはいいけどよく息子捨てられるな?ってのと、ジュゼッペの母親や祖父にどうにかするという気はないのかっていう…まぁ母親は病んじゃったから仕方ないけど…

イタリアとかフランスの映画って独特だよなー。
naomisa

naomisaの感想・評価

3.7
残酷な事件の映画化だが、色の質感や音楽、シチュエーションがまるで夢の中にいる様だった。
捕まって、逃げたくて、森、水、空を駆け抜けて海へ。知らない場所で眠って、目を覚ましてまた眠る。自分の体から抜け出す様にして自分を見つめる。
池の中を進んでいくような感覚。大好きな人を助けなくちゃともがいて苦しむけど辿り着けない。
以前に夢の中で見たような感覚と体験だ。
映画を見終えるとハッと目を覚ます様な感じだった。
★★★liked it
『シシリアン・ゴースト・ストーリー』 
Sicilian Ghost Story
アントニオ・ピアッツァ&ファビオ・グラッサドニア監督

クライム・サスペンス&ファンタジー・ロマンス

伊シチリア
失踪した少年ジュゼッペ
&真相を追う少女ルナ

大人の不条理に巻き込まれた切ない恋
せめて夢の世界で、あなたを救いたい

Trailer
https://youtu.be/dGrDeZeB0R4
牛猫

牛猫の感想・評価

3.2
想いを寄せる同級生がマフィアに拉致監禁されてしまったことを知った少女が、行方を追って奔走する話。

ジャケットから勝手に少年少女の淡い恋を幻想的でおしゃれに描いた作品なんだと想像していたら、かなり胸糞悪い作品で驚いた。
最初の方はシチリアの自然豊かな映像と聞き心地の良い落ち着いた音楽でほのぼのとしていたけど、少年が姿を消してからはひたすら陰鬱。
ところどころ意味深なファンタジー描写や少女の些細な奮闘を表したシーンを挿入してくるけど少年の状況は一向に良くならなくて、観ていて辛かった。

ゴッドファーザーを観てからシチリアと聞くとマフィアが結びついてしまうようになったけど、当たり前だけど実際のマフィアはかっこいいものでもなんでもなくて、やっていることは卑劣極まりない。
関係のない子どもを手にかけるなんて義理も人情もあったもんじゃないし、ゴミみたいに捨てられる最期が痛ましすぎる。
酸で溶かされたら本当にあんな風になるのだろうか。

マフィアに怯えながら、親も先生も警察も大人たちが頼りにならない環境で子どもは何を感じて学んで育つだろうか。
今の時代はSNSやネットを使って声を上げることができたかもしれないけど、この時代にできることは限られていただろう。
証人保護プログラムみたいなものはなかったんだろうか。
このような事件が二度と起きないことを祈るばかり。
>|