シシリアン・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

サンソ

サンソの感想・評価

3.7
あ、こういうのが映画好きの人たちが高く評価する映画なのだなというのを感じる映画。綺麗さが残酷。すごい色々なことを感じさせられる映画だと思う、し、主人公ルナの行動、言動、、が本当にカッコよくて、羨ましさも感じる。観て良い経験になったし、実際に起こった悲劇を知ったことは意味のあることだと思う、ただ個人的には悲しくなりすぎてしまう、ので、もう一度は観ないかなぁ、、、
ほら穴

ほら穴の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シチリアが美しい!!
最初の方は風景、ふたりの若さのある恋愛だったりはとても綺麗で惹きつけられた。

演技は初々しさがあって、
展開もイタリア映画ならではな気がした。

別れてからは幻想と現実の反復が多かったので理解に少し苦しむが、自分的には
作者の見せたかった部分が理解できたときは、見ていてさらに惹きつけられた。

少女の見た夢が彼との再会の架け橋になったり、ファンタジーだがどこか悲壮的で
全体に少女の執着が見て取れるようになってくる。

カメラワーク含め印象的な作品になった。

ジュゼッペ。
きょむ

きょむの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シシリアの美しい風景と田舎独特の閉じられた世界、そこに根付くマフィアの力、そして大人に屈しない、恋する少女。

実際の事件とだけきいて観て、意外とファンタジーが効いていると思った。

もしそれが夢でもふたりが逢えたなら、それでよかった、ほんとによかった、と思えた。
最後の砂浜のシーンも象徴的で印象に残った。

この映画のように、少年のことを思ってくれた人がいれば、少しでも救いになると思う。
もち

もちの感想・評価

4.5
軽率に良かった!と言うのも申し訳なくなるほどに残酷な(実)話…しんどいなぁ〜
ラブストーリーだけどファンタジー強。ラストの解釈が難しいけどまぁいいやってなる満足感にふくふくしてます、シチリア素敵
magmell

magmellの感想・評価

-
元になった事件のあらましをざっと知った上で鑑賞しましたが、結果知っておいて良かったと思います。
知っている分余計にシチリアの美しい海や空、動物の鳴き声や田舎っぽいのどかな雰囲気が苦しく感じました。
ラストシーン、自分が13歳の時に好きだった人なんて、いたのかどうかすら思い出せないことに気がつき、更に苦しくなりました…だからこそ、「ジュゼッペに捧ぐ」の文言は素敵だと思います。
あまり前情報をいれずに見に行ったが、悲しく切ない作品だった。独特の空気観が素晴らしい。ヒロインが書いたラブレターの文章が印象的だった。
1SSEI

1SSEIの感想・評価

4.0
気にはなってて上映そろそろ終わりそうだから滑り込みで鑑賞したんだが…
結論から言えばすごく見てよかった

シシリアンっていうくらいだから、もちろんイタリアのシチリア島が舞台
女子中学生が好きな男の子に告白して相手もちょっと自分のこと好きで…
と甘酸っぱすぎるくらいの青春映画っぷりを冒頭見せつけるんだけど、突如相手の男の子が忽然と姿を消す

実はこの男の子がイタリアでは結構有名らしい実際の凄惨な事件に巻き込まれていくということが次第にわかる
日本では有名な事件ではないので、あえて詳細は伏せてその事件の顛末に驚いて頂きたいのですが、イタリアの人たちはどこかのポイントで「あの事件の映画だったのか…」と気付いたはず。その前提踏まえて考えるとあのクライマックスが感動的であると同時になんと悲痛なことよ…

でも、その事件を扱ってはいるけど物語の中心はあくまで好きな男の子に恋い焦がれて探し出そうとする女の子に置かれてる
人によってはこの事件を描く上で不誠実と取られるかもしれないけど、せめて映画の中だけでもこの事件に少しでも救いを…って作り手の思いが伝わって自分はいいと思う

中学生くらいの頃って、人を好きになったらそれが世界の中心になっちゃう。大人から見れば「そんな小さな事で…」って思うけど、本人達にとっては世界崩壊と同じこと。そんな中学生女子の視点から見た世界であり、あの事件である

そして結論をあえて全ての人が通過してきたであろう“子供の自分と折り合いをつける”という普遍的なとこに置き、その事件を通過儀礼のように扱うのも良かった
人によっては不誠実に感じるかもしれないけど、あの少年だって彼女たちと同じように凄惨な事件の被害者であると以上にただの少年だったんだから、と彼女と彼の青春映画として通してみせる気概は買いたい

ものすごく変で歪な青春映画ではあるのだけれど、もしかしたら後々まで心に残り続けるのはこういう映画なのかもしれない
ジュゼッペーーーーー‼︎

ルナのムッツリとした反抗心丸出しの表情や男らしさ、ざっくざくと森を突き進んでくあの感じとっても好き。けれどもミニスカートや手紙、ジュゼッペの前では見せる表情のギャップが素敵。
チーズ屋の親友がまさに親友で最高だった。あんな親友ほしいよぉ!

ジュゼッペはちょっと友達に似ていて複雑な気分になった…足をひょこひょこと動かし薄暗い部屋で縋れるのはルナにもらった手紙だけ。

そこにシチリアの大自然が加わって美しいお伽話みたいなファンタジーが完成されていた。どこを切り取っても美し過ぎて、同時に近寄りがたさも感じる。
脚本はたまに「?」って思うこともあったけどとてもいい映画だと思う。
確かにこれは「ゴーストストーリー」なのかもしれない。
蝉丸

蝉丸の感想・評価

4.0
「一瞬ごとに君のことを思っている」
スクリーンに積み上げられていくものが破局する瞬間が来ると分かっていながら観る映画ほど苦しいものはない。賽の河原映画だ。
でもそれは終わりではない、というのは此岸にいる我々のエゴのような気がする。でもそれでいい。幻想を混じえて生きよう。

海辺も山も悟空も美しい。手紙を埋めて掘り返すシーンがグッド。「寝たらダメだ」と言えるジュゼッペは偉い。最終的にどうするかは別として、いっしょに寝ようよ、という感情はみんな持つはずだよね?
mami

mamiの感想・評価

-
悲しい。やりきれない。実際に起きた事件という文字に打ちのめされた気分になった。
こういう事件は昔も今もあるし、これからもなくならないんだろうなと思うといたたまれない気持ちになる。
シチリアの幻想的な自然と突然失踪したジュゼッペを必死に探すルナの思いとファンタジー要素が絡むストーリー。
現実はあまりにも残酷だけどルナとジュゼッペの心の繋がりは夢のように美しかった。