シシリアン・ゴースト・ストーリーの作品情報・感想・評価 - 78ページ目

「シシリアン・ゴースト・ストーリー」に投稿された感想・評価

pipboy101

pipboy101の感想・評価

3.0
とにかくひたすら画面が暗いというのに加え、現実と幻想の描き方そのものに新鮮味がない。

「イタリア映画」という物珍しさを差っ引くと、作品自体の質としては厳しいのではないかな、というのが率直なところ。

実在の事件を元にしているだけに、起こったことには胸は痛むけれど、、、。

とはいえ、普段なかなか観る機会のないイタリア映画をスクリーンで観ることができたのは貴重な機会だった。
りさ

りさの感想・評価

4.0
イタリア映画祭にて。
1993年、シチリアで実際に起きたマフィアによる12歳の少年の誘拐事件が元になった作品。美しい主人公二人とシチリアの風景に、あの残酷なストーリーは、あまりにもツラい。が、そこに幻想と神秘さが加わって、ファンタジーに仕上がっているのがなんとも素敵な純愛映画。
少し独特なテンポ感と映像と音響表現でスムーズに感じられない部分もあったけれど、忘れられない作品になった。
18:20 @有楽町朝日ホール
『シチリアン・ゴースト・ストーリー』
なつ

なつの感想・評価

3.8
🇮🇹イタリア映画祭🇮🇹
25年前、シチリアで起きた凄惨な事件から寓話的な恋物語を紡ぐ。
本作は、監督から13歳の少年ジュゼッペへのレクイエムだろう。
実在の事件に着想を得たとか、実話です、て映画は山ほど観てきたけど。
観たことない描き方で、この映画の事も、彼等の事も絶対に忘れない。
忘れられない、そんな映画だった。
13歳の少年が忽然と姿を消したのに無関心だった街の人々へ、小汚いマフィアたちへ、少年のこと・事件のことを忘れない、美しいだろ、あんたたちと違って、
なんか、そんな風に言ってるような気もした。
少年、少女の意思の強い澄んだ瞳、真っ直ぐな想い、美しく何時何時までも、頭と心にこびりつく。
mosfilm

mosfilmの感想・評価

2.0
冒頭の微笑ましいティーンエイジャー恋愛から徐々に絶望的な状況へ…
幻想と現実の交差、凝ったカメラワークと相まって緊張感溢れる作品となっている。
特筆すべきは主演の若手男女優。喜び不安焦燥苦悩と変化を大袈裟でなく抑えて演じたユリア・イェドリコフスカは見事! 対するティモシー・シャラメも動き少ない状況でも説得力ある演技を見せている。
まぁ、実際に監禁された挙句に殺された少年がいた云々、重くて救いようのない作品なんだが、希望を感じさせる最後の短いシークエンスが上手。
アメブロを更新しました。『【イタリア映画祭】「シチリアン・ゴースト・ストーリー」離れてもなお想い続ける気持ちが伝わって行く』https://twitter.com/yukigame/status/990610721233776640
まさわ

まさわの感想・評価

4.0
実際に起きた凄惨な事件に対抗するように、シチリアの自然の美しさや歴史ある街並み、少年少女のひたむきさなどが強く描かれている。水を媒介に少年と少女は何度でも会うことができる。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
1993年シチリアで13歳の少年がマフィアに誘拐され779日間監禁後殺害された実際の事件。少年のGFを主人公にし、美しい自然やピュアな恋、幻想的な描写を織り込み再構築。当時を知る人々には特に苦い内容だがシチリアでの評判も良かったそう。学校での上映が続いているとのこと。
衝撃的だけど静かで繊細。
実際に起こった事件を元に作られている。

サスペンス、青春、ファンタジーといったいくつもの要素が重なり合い、自然の美しさが強調された映像の中で、起こった凄惨で悲しい事件。

観た後にどんな事件だったのかを監督が伝えていたが、鑑賞前でなくて良かった…。配慮ありがたい。

人々の「見て見ぬ振り」「無関心」が生んだ事件であり、「どうして?」と問うルーナの行動は周囲に理解されない…。
イタリアは、土地によって人の考え方も異なるし、ルールも独特だ。
これが90年代半ばの事件ということに驚く。

ジュゼッペ役のガエターノ・フェルナンデスくんは、やつれた姿も美少年だった。
フクロウも可愛い。
いぐ

いぐの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イタリア映画祭初日🇮🇹
はじめていってきましたー

実話を基にした映画で、
後世の人々、若い世代にも
その事件を忘れずにいて欲しいという
監督の気持ちが込められています。

シチリアの男の子がマフィアに監禁され、最後には薬物で溶かされ川に流されるお話。そこに女の子との恋愛を絡めて、女の子の方が彼を探し続ける物語に発展させています。
ここまで社会派な映画はあまり見ないので、心にズシンときました。
おそらく忘れることのない心に残る作品。

実際当時の水道水にそれは含まれていたであるとか、
監督の話も聞けて有意義な映画体験でした。