伊スラム街、ロマと黒人の格差、少年の成長
「朱に交われば赤くなる」ように、親や周囲がそうなら犯罪でしか生活資を稼ぐ術を知らないジプシー(ロマ)の少年。
父親と兄が警察に拘留され、金を稼ぐ役目が一気…
欧州各国に見て見ぬふりされてるくらいだから、彼らについて思うことはあっても語る分にはそういう人たちがいるってことくらいしかない。この映画もそうで特に何も語ってない。とはいえ、彼らには彼らの生き様があ…
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良いとか悪いとかではない。
ただ、そうやって生きていくしかない人たちがいるんだ。
ロマの人々のことを何も知らなかったので観賞後にいろいろ調べたりした。
観て良かった。
静かに涙を流しながらいつも自…
イタリア南部チャンブラ地区に暮らす少数民族ロマとアフリカ移民の貧しい暮らしがわかる。ゴミ山の一角で10歳にも満たないこどもが慣れた手つきでタバコを吸う。生きるために盗む。友人を裏切ることで大人として…
>>続きを読むジョナス・カルピニャーノ監督作品。
切なく心が苦しくなる映画でした。実話に近い内容のようです。
ロマ(ジプシー)の民族が多数住んでいる、イタリアのスラム街、チャンブラが舞台。
14歳にして酒と…
このレビューはネタバレを含みます
過酷な環境の中でマジに本当にマジに精一杯、手段を選ばずに生きるピオ(アイスよぎりっ)
彼に、そんな事してはいけない、なんて何の保証もなく誰が言えるだろう。
まさに、同情するなら金をくれ、だろう。
…
ロマとして生きるピオのお話。
イタリア版『存在のない子供たち』
のようだった。
エンドロール見てたらキャストの実名が同じでしかもみんな苗字が一緒。
出演している家族はそれぞれ自分を演じているらしく…
劣悪環境なスラム街に住むピオは性善でありながら困窮な生活を守るために罪を犯す。その犯罪行為こそがロマで生きる為の通過儀礼かのように。ラストで大人グループに呼ばれて子供グループと見比べて躊躇?するシー…
>>続きを読むラマの少年ピオ(14)がラマとして生きる覚悟を決めるドラマinイタリア・ラブリア州レッジョカラブリア県チャンブラ通り
・ラマの生き方の是非とか被差別の歴史とか公教育の必要性とか善悪とか道徳とかではな…
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