「神を信じる?」
『皆にひとりいる』
ローマにあるカフェ『ザ・プレイス』
そこに居座る謎の男。
彼と契約を結べばどんな願いも叶えられるという。
たとえそれが見ず知らずの人の命と引き換えになったとしても。
欲望の代償は他人の運命…
カフェの奥にある一角の席がこの物語のすべて。
ワンシチュエーションの会話劇という設定が面白く、そこに訪れる人たちのそれぞれの結末が気になって最後まで楽しめはしたんですけど。あともう一捻り、脚本にあとひと工夫あったらめちゃめちゃ大好きな作品になってたかもなーって思いました。
あとあの音楽。あれは狙いなのか?!めちゃめちゃ気になります。
一人ひとりの運命って実は深いところで繋がっているのかもしれへんよなぁって。そんなことを改めて思う味わい深さのある作品。
自分ひとりの 幸せ(我欲)だけを願うとそれに見合った 不幸 をも招き入れてしまう…個人的にはそんな気がしまする。。
【運命 うんめい】
人間の意志にかかわらず、身にめぐって来る吉凶禍福。めぐり合わせ。転じて単に、将来。