「自分が信じている以上の力がある」
「神を信じる?」
「皆の中に1人いる」
「詳細を信じる」
「誰の味方だ?」
「俺は俺の味方だ」
「不可能はない、複雑なだけだ」
あるカフェで交差する運命。
決めるのも行動するのも自分。
誰かの幸福には誰かの不幸が、
誰かの欲望には誰かの代償が。
すべての願いは叶えられない。
心の中の悪魔が顔を出す。
神のような、悪魔のような男のアドバイス。
分厚い黒い手帳が、
聖書にもデスノートにも見える。
究極のワンシーン映画だった。
前作に引き続き、素晴らしい脚本。
世界は決して平等ではないし、
結局のところ不条理なものなのだ。
自分を変えられるのは自分だけ。
他人が与えられるのはきっかけだけ。
目的は変わっていくかもしれないし、
自分の力ではどうにもならないこともある。
誰かと話をすること。
その会話がきっかけになり、
様々なことが変わっていくこと。
だから人は相談をするのだ。
ラストシーンがセンスに溢れていた。
絶妙に答えがない感じと余韻。
とても好きな映画でした◎