カフェの奥の同じ席に昼も夜も、閉店後も座り続ける男に9人の相談者が次々と現れ、相談の成就のため男と契約を交わし、無理難題を吹っ掛けられるという群像劇。
舞台はカフェのみのワンシチュエーシャンで会話だけで話が進むので絵での説明が無い分自然と集中して観れたかなと思います。
相談者は目的を成就するために、男に第三者の人生を揺るがすような無理難題を吹っ掛けられる訳ですが、要は目的(欲求)を達成するための行動を起こすかどうかは最終的には自分自身の判断ですよ。というのが言いたかったのかな?とは思いました。
もっと上手く出来たような惜しい作品だとは思いますが、私は嫌いではないです。
盲目の男性は最後どうなったのかしら?