ザ・プレイス 運命の交差点の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(4館)

「ザ・プレイス 運命の交差点」に投稿された感想・評価

熊車

熊車の感想・評価

3.0
途中で寝てしまった…
ワンシチュエーションものは退屈になりがち
なおこ

なおこの感想・評価

3.2
サブタイトルまさしく人生が交差するのだが、思ってたような複雑さが無く。望む結果の為にトリガーを与え、フローを制御する男の話。話の重きが物理的な結果ではなく、心情の結果だったから物足りなかったのかも。つい種明かしを期待してしまった。あとBGMが大袈裟で、MVかな?と感じてしまった。主役の俳優さんの表情の演技は好きでした。
関係のない点たちが繋がって作用して繋がって、想像もできないアウトプットを生むお話であれば、私はドラマのTOUCHの方が楽しめました。
いろんな欲望を持ってる人の共通点、それは同時に葛藤を持っているといこと。それを分かりやすく、主人公が難題として提示してくる。やるかやらないかの二択を迫られているようで実は沢山の可能性を教えてくれているのではないかと思うほど全員が意志を持って決断をする。驚くオチはないがきっと自分たちにとって無駄ではない作品だと思います。相談を受ける主人公の食事にも注目(作品上は関係はありません)。
白湯

白湯の感想・評価

3.5
視点がカフェから一度も出ないのが良かった。

自分から救いを求めて行ってるのに、自分が思い描く答えじゃないと受け入れられない。自分の望みは叶えられるべきで、そのために誰も犠牲になるはずがないという傲慢。そして自分次第と言われると人は急に弱気になる。

人間あるあるが詰まってた。
KZ

KZの感想・評価

4.4
凄いなコレ。自らの幸福には他人の不幸が伴う。人生の皮肉をザ・プレイスというカフェのワンテーブルのみで表現。評価イマイチだけどこれはめちゃくちゃ面白い!「おとなの事情」に続きめっちゃ好きだ!
とにかく作品の舞台は、「ザ・プレイス」というカフェから1歩も動かない。その店の奥の席に陣取る1人男。そこで食事も摂り、店がクローズするまで、その席に座り続ける。その間、彼のもとへ、何人もの人間が相談に訪れる。いずれの人間も何らかの願望を持っており、それを達成するためには、どんな行動をとったらよいのか、男に指南を仰ぐ。しかし、そこで男が傍の分厚いノートを調べながら発するのは、いずれも犯罪にもなりかねない「悪」を伴う行為だ。自らの運命を変えるには、他人のそれも変えなければいけない。プラスを得るには、どこかでマイナスを生まなければいけない。男が繰り出す無理難題は、そう言っているようにも聞こえる。

「おとなの事情」で、携帯電話を巧みに使い、男女7人のブラックなコメディをつくり出したパオロ・ジェノベーゼ監督が、またもや絶妙のワンシチュエーションドラマを見せてくれる。元になったのは、アメリカの大ヒットドラマ「The Booth 欲望を喰う男」という作品らしいが、このある意味で異色の群像劇を見事にまとめあげている。男を「神」に置き換える見方もできるが、相談内容はいかにも人間臭く、それに対応する願望実現のためのミッションも一体どのように実現するのだろうという興味も誘う。カメラはカフェから出ることはないのに、これほどまでに濃厚な人々の人生を見せてくれるとは、とにかく驚きのドラマだ。パオロ・ジェノベーゼ監督が、次にどんな作品を見せてくれるのか、興味は尽きない。
ロロ

ロロの感想・評価

3.6
セリフだけで想像を膨らませていくっていう映画大好き。けど割とこじつけ感あった。あの男は一体何者なのか運命を調節している神なのか
完全にワンシチュエーション“カフェの一角の席”で繰り広げられる会話劇なので乗れないと退屈だろう。

セリフのキレがあったのでそこまで退屈はしなかったし、どうなんの?と話を追うように最後まで見たけど。

結局男が何者なのか明かされない。
ここからはわたしの考察でしかないけど、あの男は神みたいなもので、普通に生きてるわたしたちも自分の欲望によって誰かを殺してるかもしれないし、“神のゆらぎ”で命を救われてるかもしれない、とかそういうことなのかなーと思ったり。
予告編を観た時から惹かれていたイタリア映画。
「おとなの事情」のパオロ・ジェノベーゼ監督。
いや名前!!
パスタやん!!
美味しそうやん!!
日本人だと、明太子アキラみたいな感じ?

「おとなの事情」で大いに惹き付けてくれたワンシチュエーション会話劇はここでも健在。

男はカフェ「ザ・プレイス」で1日座っている。
彼の元には人生に迷った者達が訪れ、それぞれの願いや欲望を打ち明ける。それを叶える為には、男が告げる行動を完遂する事。
自らの願望を叶える為の代償は他人の運命。
果たして9人の相談者の運命は——

いやもう、設定からして面白い!


放蕩息子を立ち直らせたい刑事。
→ある女性の被害届を揉み消せ。

夫のアルツハイマーを治したい老女。
→人が集まる所に爆弾を仕掛けろ。

夫の関心を引きたい妻。
→別のカップルを破局させろ。

モデルの女性と関係を持ちたい男。
→見知らぬ少女を守れ。

神の存在を感じたい修道女。
→妊娠しろ。

幼い息子を癌から救いたい父。
→幼い少女を殺せ。

美人になりたい女。
→強盗しろ。

視力を取り戻したい盲人。
→女を犯せ。

父親の干渉から自由になりたい男。
→恋人の強盗を手伝え。


無理難題も御構いなし。
それを遂行せよ。
さすれば汝の願いは叶えられん。

好みの群像劇。
9人の物語は、ジェノベーゼの如く絡み合う。

男は神か悪魔か。

男が日がな一日何かを書き留める手帳。その手帳を紐解きながら下される指令。この謎の手帳にも惹かれる!

人は何処までその欲に突き動かされるのだろう。

で、この男は何者?
カフェに寝泊まりしてんの?

はっきりしない事もあるけれど、鑑賞後に爽やかな風を感じるラストも好み。

あなたなら何を望みますか?
そして、その為なら何処まで他人の運命を狂わせますか?

「世にも奇妙な物語」のタモさんが頭の中でコンニチワ。

*エンドロールで流れる曲が素敵だったので、Apple Musicで即DL。
YUKi

YUKiの感想・評価

3.7
ワンシチュエーションの会話劇であり
目には見えない群像劇。
the placeというカフェに1日中居座り、
目の前に現れる“相談者”の話を聞き
アドバイスし続ける。というお話。

あるカフェを舞台にした平和な日常、
などではなく、切羽詰まった相談者に
かなりピンポイントで過激な助言を続けるものだから
この作品、どう展開するのか‥。
とじわじわ迫る危機を予測しながら
見守るような感じ。

次第に“アドバイザー”のクライアント同士が
人間関係を交差させる仕掛けになっているので
彼の身も安全とは言い切れないのに、
「昨日は一睡も眠れなかった」以外の
危機感はあまり見せない。

作中でも幾度となく出てくる“神”という
言葉のように、彼は神であるかのようなポジション。

そう、占い師や人生アドバイザーなんかには
話せないようなことも話せてしまう。
それは彼が神だからじゃないのかと。

自らの心の神にだから託せる願いを
具現化してくれるアイコンが彼なのかと。
それを思うと彼は実在した人物なのかどうかも
わからなくなってしまいますが、
心の闇から引き出した葛藤や悩みを
聞いてくれる人がいるなら
架空かのような存在であってほしい。

なんの躊躇もなくためらいもなく
全てを吐き出してしまいたい、
そんな人が集まってくる理由が
何となくわかった気がした。

実際、自分ならもちろんあれを相談する
とか頭に描きつつ観ていたし、
対しての返答が犯罪であれば
どう受け止めるのか‥まで考えていました。

かなりお疲れのようだった神の
ノートの最後に書かれた願望は
(たぶん)ただただセクシーなもので
やっとクライアントによって与えられ
満たされた瞬間‥
であれば良い。と思える着地点も好い。