菩薩

教誨師の菩薩のレビュー・感想・評価

教誨師(2018年製作の映画)
1.5
戦闘力…たったの5か…ゴミめ…、と言った感じ。これが最後の大杉漣と補正を加えても、なんら面白い作品ではない。とにかく薄い、ペラい、まるで俺の人生の様にペラッペラである。一応はこの中の誰に死刑が執行されるかなんて仕掛けは用意されているが、それに至るまでの対話とすら呼べない独白、いや独白とすら呼べない宙ぶらりんな戯言が一時間半続くのは苦痛でしかない。杉田水脈論文問題で再び注目を浴びた「相模原障害者施設殺傷事件」の犯人を模した死刑囚とのやり取りが若干スリリングなだけであって、最終的に聖職者の立場を超えて人として向き合う事、人は人を裁けるのかの問いに持っていくには余りにも力不足。そもそも平成を総括する為に大量執行されたオウム信者を模した登場人物が一人も出てこない時点で負け戦なのでは?途中幽霊要素を入れてくるのもなんら効果無し。同監督が脚本を務めている『休暇』の方がよっぽど面白い、日本と死刑制度って、もっと本気で取り組むべき課題だよ。