中盤まではただただ気持ち悪かった。
どんな罪で死刑囚となったのかがまったく出てこず(唯一高宮のみ、17人やったとセリフにあるので…でもそのくらい💦)こちらが最大限に想像力を働かせて、こういうことをし…
これはすごかった。主人公が聖職者であるという共通点はあってもストーリーが似ているわけではないのだが、余韻はポール・シュレイダーの『魂のゆくえ』のそれに近い。
無駄な音楽はなく、終わり方も極めてスト…
シーンはほぼ教誨室のみ。
相対する死刑囚たちはそこで少ししゃべるだけでキャラがビシバシ伝わってくるから凄い。
穴をずっとそばで見続けるって表現良かったな。
高宮は何を耳元で囁いたのか、
進藤が書いた…
死刑囚と対話して、心のケアをする「教誨師」という仕事を請け負う牧師と、6人の死刑囚たち、その対話のオムニバスによって聖書の教えとはまた別の「答え」を見つけ出していく、という動きを牧師自身の性格のよう…
>>続きを読む原作を読んで、いつか観たいと思ってた映画。
映画では、ただ、たんたんと死刑囚6人との対話が繰り返される。
作中の言葉。"教誨師は、空いた穴を見つめること"
この映画は、感動シーンも、泣ける場面も…
死刑囚の教誨師を半年前から務める牧師の佐伯。
様々な犯罪を犯し様々な思想で最後の時を待つ死刑囚と対話をする。
ある者は罪を悔い、ある者は罪を認識せず、ある者は罪とは何かを喧嘩腰に話掛けてくる。佐伯は…
死刑囚6人と教誨師の対話だけというほぼワンシチュエーション。
牧師相手に話す行為そのものが、真摯な気持ちなのかと思いきや、所詮は死刑囚という狡賢い利己的な人たちが多く、当たり前だけど死刑ということ…
©「教誨師」members