ジョニー

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へのジョニーのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

胸が締めつけられるような思いでした。ケイラ視点と、お父さん視点と、両方とも感情移入しちゃいました。最後、抱き合うところがたまらなくジーンと来ました。

アメリカ映画と思えませんでした。ヨーロッパの映画みたい。そもそも、映画等で見てきたアメリカ人は、とにかく明るく、すぐ誰とでも友達になってしまうイメージ。そんな光景に見慣れてしまってたので、こんな世界があるんだなと意外にも感じました。

演出も変な誇張がなくリアル。登場人物全員、飾らない等身大のままを映し出してます。監督の演出が光る作品です。卑猥な表現さえ削れば、日本の子供たちにも刺さり、共感呼ぶはず。