あくとる

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へのあくとるのレビュー・感想・評価

4.5
Filmarks試写会にて鑑賞。

『"青春=善きもの"って誰が決めた!?』
学生時代イケてなかった人は必見。
青春のキツい部分を見せつつも、少しでも"イケテる"自分になろうと勇気を振り絞る主人公の姿にグッと心を掴まれる。
『レディ・バード』に続く青春物の新たな傑作。

『A24作品に外れなしの法則』を更新。
そのうえエドガー・ライトやアルフォンソ・キュアロン、アリアスター等の監督陣も太鼓判を押している本作。
期待していた以上に『胸に刺さる』作品でした!

とにかく愛おしいヒロイン。
彼女の行動全てが痛々しくも微笑ましい。
内向的な彼女が現状を変えようと一歩でも前へ進もうと奮闘する姿に思わず応援したくなります。

青春の甘酸っぱさと残酷さ。
父親との心温まる関係性。
"高校=大人の世界"へ踏み入れる恐怖。
気取ることの息苦しさ。
そして『真に自分らしくある』ということ…。

これだけの要素を語りながら93分というタイトな上映時間はお見事。
劇中でのSNSの使い方も非常に現実に即していると感じました。