ぴろぴろ

今日も嫌がらせ弁当のぴろぴろのレビュー・感想・評価

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)
3.8
篠原涼子のお母さん、とても良かった。
「昔はこうだったのに… 」分かる、スっごく分かる。 我が子が幼い頃、こんなにも必要とされて、こんなにも真っ直ぐに愛情をぶつけられて人生絶頂のモテ期を味わった。 こんなにもママ大好きでいてくれた我が子は、今や別人の様に喋らない。 「別に」「普通」「微妙」「忘れた」「あぁ」←「あ」と言うか「あ」と「う」の間で もごもご返事する。 だいたい、この5ワードで会話を済まされる。 あと「言っても分かんないでしょ」⤵︎⤵︎
母「確かにさ、分かんないかもしれないけどさ、ちょっと言ってごらんよ」
息子「忘れた」
こんな感じで毎日が過ぎて行く。
でもだからって、このキャラ弁には感服する。 もう芸術レベル。
完全に母目線で鑑賞したので普通に泣けて普通に良い話だった。 真っ正面から顔を突き合わせて言い合うんじゃなくて、こんな戦い方もあるんだな。 このお母さんのキャラも、キャラ弁のセンスもユーモアがあって良いんだわ。
反抗期の娘に仕返しの意味を持つ「嫌がらせ弁当」だけど、このお嬢さん とても愛されてる。
テンポが良くて八丈島は自然が美しくて、楽しめた。 佐藤隆太のパートは無くても良かったかもと思ったのとコメディ(?)なら中途半端な印象も少しあるけど、明日からも早起きしてお弁当作り頑張ろうと思った。
今夜は息子と2人だけなので、オムライスにしました。
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