ノッチ

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズのノッチのレビュー・感想・評価

4.0
裏社会の始末屋、冴羽獠が、美人モデルの亜衣からボディガードを依頼される。

獠は喜んでその依頼を引き受けるが、喫茶キャッツアイの海坊主と美紀は新宿に傭兵たちが集結するという情報を入手。

やがて獠達は巨大な陰謀に立ち向かうことになる。

1980~90年代にテレビ放送された大ヒットアニメ『シティーハンター』の20年ぶりの新作となる長編アニメーション映画。

『シティーハンター』は世代ではないんですが、兄が好きだったのと、アニメの再放送を観てハマった思い入れのある作品です。

(ちなみにジャッキー・チェン主演で実写化もしています) 

よくぞここまで、原作のイメージもアニメのイメージも損なわずに完全リメイクというか、ニューバージョンを提示してくれました。 

絵も綺麗で豪華な声優陣。

舞台はスマホやドローンといった最新テクノロジーを取り入れた現代となっているが、キャラクター達の活躍には全く影響無し。

伝言板にXYZを残す方法が今風だったり、設定に工夫を感じます。 

こう来たかと思ったが、なるほどなと感心したと同時にハイテクについてく『シティーハンター』は流石だなと思った。

そして冴羽獠のオンとオフの切り替え(もっこりモードからカッコイイモード)が見事過ぎる。 

これだけでも感涙物だが、声優も当時の主要キャストが欠ける事無く、あの当時のキャラクターを演じている。

神谷明さん結構な年齢だと思うけど、全然声が変わらないのに驚きました。 

神谷さん、本当に長生きして下さい。 

ストーリーも単純明快、細かい事は気にせず『シティーハンター』の良いトコが詰まっています。

中央公園、御苑、ゴールデン街に花園神社、バスタなど新宿の街を縦横に駆け回るテンポよい展開。

AIを搭載した無人遠隔操作型兵器を開発したIT社長との対決。 

喫茶店Cat's EYEオーナーとしてあの三姉妹も登場。 

三姉妹のレオタード姿も露出が上がっていて、もっこりしてしま、、、げふんげふん、、、セクシーだった。

音楽はアニメ放送開始から、オープンニング、エンディングにかかっていた曲を網羅。 

心躍る楽曲の数々!!が、さらに映画の魅力を引き立てる。

ラストあたりはTMNファンには感涙ものかな。 

特にエンディングのTMNの「Get Wild」が流れて来た時には懐かし過ぎて泣きそうになった。

「Get Wild」のイントロが聴こえてきた時の何とも言えない感情、震え。

「Get Wild」で始まり、「STILL LOVE HER (失われた風景)」のエンディングロールは秀逸。

本編とは関係無くても、やっぱり懐かしの曲と懐かしの名場面が揃うっていうのが一番見入っちゃいました。

これがみたかった!!って思えるとてもいい作品でした。

ただ、原作を知らない新規で観る人に伝わるかというとちょっと疑問。

アニメでもリアリティを求める人には全くお勧めしません。

そういう意味では時代には合ってないと思います。

これで『シティーハンター』の評価が下がったらもったいないなぁ。

とはいえ、獠と香の関係はいつ見ても素敵で、深い絆で結ばれている。

2人の活躍をまた観てみたい。

これを機に第2弾や再びテレビアニメ化も期待したいです。