配信終了間際を追う者

ピラニアの配信終了間際を追う者のネタバレレビュー・内容・結末

ピラニア(1978年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画冒頭にマギーが『ジョーズ』のゲームをしているシーンを入れているのが良い。このおかげでこの映画には『ジョーズ』がある世界だと認識出来る。『ジョーズ』ヒット後の模倣映画の中ではかなり早い段階のメタジョーク化で、これがあるからその後の無茶な展開も全て『ジョーズ』の劣化コピーでなくパロディとして許せてしまう。上手い手を考えたものだと思う。

マギーが諸悪の根源すぎて笑える。しかもピラニア放出について反省する素振りは一切ない潔さ。途中で適当に死なせてポール&スージー親子メインにした方が良いんじゃないかと思うほど。ロバート博士も自分から川へ飛び込むし基本皆B級映画なので向こう見ずマインド。

ピラニアが人々を襲うシーンは流石にサメや大型獣に比べれば地味なものの、回数と人数をこなすことで見れる仕上がりに。またピラニア襲来シーンだけでなく所々でおっぱいがポロンするのもザ・B級。ロジャー・コーマンイズムを感じる。車は無駄に跳ねながらかっ飛ばすし、事故るし、ボートは無駄にダイナミックアタックする。研究所のストップモーションもそうだがとりあえずやりたいことを全部やろう精神が良い。
こんな映画にこんな人がという出演陣の数々。そんな中で映画の最後を締めるのがバーバラ・スティールの顔ドアップ。まさにこのためのキャスティング。安っぽいのに雑ではない丁寧な映画。

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