これは
存在価値の高い映画だなあ…
メッセージも
シチュエーションもグッと絞って
『中毒者に関わるとはどういうことか』を
とてもわかりやすく描いた一本です。
ヒロインの心情、
察して本当に痛かった…
救いたい。
無視したい。
手を差し伸べたい。
疲れた。
希望はある。
馬鹿馬鹿しい。
誰かに助けてほしい。
誰にも知られたくない。
捨てられない、愛おしい。
信じられない。
なにができるの、なにをすべきなの。
わかってる、わからない、の繰り返し。
桟橋とボートの喩え、
よかったです。
「傷んでいると、陸地で忠告したのに」
万人受けはしませんが
一部の人にはきっと
すごく意味のある作品なので
地道に知られていってほしいなあ。