宇京

外套と短剣の宇京のレビュー・感想・評価

外套と短剣(1946年製作の映画)
3.6
金井美恵子の小説を思いだして観にいった。台風でめっちゃ雨が強いときに渋谷をあるいていた。さよならのためなのだけれど別れを目的とした挨拶ってだけではない、色々のぜんぶに導かれてるんだろうけどそもそも形容表現を求めてなんかいない感じの表情につられて、形容したいからするなら植物が成長するみたいな雑な柔らかさで片手をあげる、あの場面のみが異常に美しくて感動しました。
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