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D5 5人の探偵のodyssのレビュー・感想・評価

D5 5人の探偵(2018年製作の映画)
3.0
【舞台劇のような】

客席と舞台のあるホールに、5人の探偵が呼び寄せられる。
客席の最前列には死体が。
その謎を解いて欲しいと、ホールの管理人を務める人物を介して、何者かが探偵たちに依頼する。
むろん、この依頼自体が尋常なものではない。
5人の探偵はその依頼を引き受けるのだが・・・

舞台がおおむねホール内なので、ちょっと演劇のような雰囲気もある映画ですが、舞台作品の映画化ではなくて、オリジナル脚本だそうです。

脚本は悪くないと思う。
ただし映画なので、脚本だけでなく映像の力で見せる部分も欲しいわけですが、その辺がやや物足りないかな。

でも、昨今の日本の映像作家には、映像は素晴らしくても脚本はイマイチ、いや、イマニくらいの人が多いので(アニメ作家を含む)、その意味では注目に値する作品かも知れませんね。

新しい才能かもしれない映画作家の作品には、皆さん、注意しておきましょう。
ハリウッドだとか、邦画大手会社の作品だけでなくね。
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