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テイク・ユア・ピル: スマートドラッグの真実のeulogist2001のレビュー・感想・評価

3.6
資本主義体制下での製薬業界の闇を感じた。そもそも開発者はけして服用していないのだ。それをADDやADHDの治療薬として、はては学生や金融やIT業界で働くエリートたちが常用する。

副作用や依存症については多くは語ってはいないけれど、明らかに服用を辞めると極度のリバウンドがあることは認めていた。それでも効果にのみ目を向けて子どもに服用を迫る親やエリートたちが多いのも分かった。その矛盾や不合理が痛ましい。

ほくそ笑んでるのは製薬業界の経営者たちであるのは疑いようがない。助けるふりして大儲け。資本主義にはそんな側面も存在する。
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