キミシマユウキ

告白小説、その結末のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

告白小説、その結末(2017年製作の映画)
3.3
自らの母について綴った小説がベストセラーとなったデルフィーヌはうつ病とスランプで苦しんでいたところ、彼女のファンで魅力的な女性エルと出会い親しくなっていく…

『チャイナタウン』『戦場のピアニスト』の
!!ロマン・ポランスキー監督!!
による小説家サスペンス。
自分が踏んでほしくてたまらない推しメンこと
!!エヴァ・グリーン!!
が出演していたので鑑賞。


「あなたは執筆にだけ集中して」


小説家に限らず、芸術を創り出している方々には”産みの苦しみ”が付きまとうものだ。
今作ではそれを可能な限り可視化して表現しようという試みである。たぶん。
スランプに陥った主人公の元に現れた謎の女性。美人でミステリアスだけど高圧的で少し怖い…
一体彼女は何者なの!?って話です。
作品名を言うとネタバレになるので言わないが某有名小説家原作のホラー映画と途中から展開が非常に似ていたので、
これは敢えて意識的にやってるのかな?
タダほど怖いものはないというが、見知らぬ人の新設を100%信じ切ってしまうのも危ないものだ。
ポランスキー監督は80代になっても健在である。

主演はエマニュエル・セニエ
見たことない中年おばさん程度に思ってたら監督の奥さんでした。
悩める中年おばさんとしてはちょうどいいビジュアルです(失礼)
そして推しのエヴァグリーン姉さん!!
やっぱりお美しい…♡珍しく脱ぐシーンがないのでちょっと物足りなくはあるが、
彼女の笑顔が見れただけで今作を見た甲斐があるってもんです。僕も看病されたい。

結末はスッキリしないし批評的にもイマイチに終わってしまった今作。
元々小説が原作という事だが、映像化が難しいお話だったのかな?
とりあえずエヴァ姉さんは綺麗でした。

ポランスキー監督好き、小説家好き、そしてエヴァグリーん姉さんに付きまとわれたい方にはオススメの作品。